一級建築士 設計製図試験 大検証2026 10/ 11 日 X総選挙 10/ 14 水 試験総評
2026年 一級建築士 設計製図試験を
最速で振り返り!!
当学院では本年度(2026年)の「一級建築士 設計製図試験」試験当日より、本ページで各種分析コンテンツを公開していきます!
令和8年度 1級建築士 設計製図試験で当学院が選定した「気になる」ポイントの中から「皆様」に気になるポイントに投票いただく「X総選挙」の結果・講師コメントを発表!
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既存建築物との接続計画
既存建築物を現状保存したうえで、増築部と一体的に利用できる接続計画が求められました。
既存部の梁の位置や床レベルを踏まえ、接続位置や段差処理、エキスパンションジョイントを適切に計画すると共に、宿泊者や婚礼利用者等の動線を確保できたかが問われました。
公園側の延焼ライン
過去の本試験では「公園は防火上有効な公園である。」と明示されていましたが、令和8年度は「建築基準法第2条第六号イに該当しない。」とされ、従来とは異なる条件で出題されました。
公園に隣接していても延焼ラインを省略せず、隣地境界線からの距離に応じて延焼のおそれのある部分を適切に判断し、必要な防火設備を計画できたかが問われました。
客室B・C「適宜」面積の設定
客室B・Cの面積が「適宜」とされ、受験者自らが客室の用途や要求条件を踏まえ、適切な規模を設定する力が求められました。
家具・設備の配置や必要なスペースを確保すると共に、客室の配置や廊下等の共用部分との面積バランスを考慮して宿泊部門全体を合理的に計画できたかが問われました。
車椅子使用者用客室の詳細図
車椅子使用者用客室について、家具・設備のレイアウトや段差処理、室内環境への配慮を具体的に図示することが求められました。
車椅子使用者の移動や転回、ベッド・浴室・トイレ等の利用に必要なスペースを確保するとともに、計画した内容を図面と整合させて適切に表現できたかが問われました。
令和8年度は、既存建築物の現状保存という制約のもと、増築部の平面・断面計画を合理的に成立させることが出題の中心となりました。
既存部との接続位置や段差処理を決定したうえで、客室の規模・配置、式場部門と宿泊部門の関係、レストラン・車寄せ等の配置を整合させる必要がありました。
特に、客室の面積や要求室の一部に「適宜」が含まれることから、単に室を配置するだけでなく、用途・什器・設備の納まりを踏まえて規模を判断する力が問われました。
さらに、「計画の要点等」では、客室Bの計画イメージ図やエキスパンションジョイントの図示を含み、設計内容を図面・図示・文章で一貫して説明することが重要でした。
法規面では、隣地・道路斜線制限への適合根拠や、北側の公園が防火上有効な公園に該当しない点を踏まえた延焼ラインの記載等で、基本事項を正確に処理できるかを問われたと考えられます。
令和8年度の課題攻略にあたっては、大きく下記の6つのポイントがあげられます。
令和8年度の本試験では、既存建築物の位置・形状がエスキス用紙にあらかじめ印字されているという特徴的な出題でした。
与えられた既存部の条件を前提として、増築部の建物形状や配置、スパン割を検討する必要がありました。また、既存部との接続位置や動線、敷地内の建築可能範囲など、複数の条件を同時に整理しながら計画を進めることが求められました。
既存部が印字されていることを単なる作図上の条件として捉えるのではなく、既存部を基準に増築部の計画を組み立て、合理的なエスキスを進められたかが重要なポイントとなりました。
令和8年度の本試験では、課題文の冒頭に示された施設計画上の要求に加え、「計画の要点等」で問われた内容を、実際の平面計画に適切に反映できたかが重要なポイントとなりました。
特に、ホテル利用者、従業員それぞれの動線やセキュリティへの配慮、車椅子使用者の利便性、既存部と増築部の一体的な利用など、複数の要求を満たす計画が求められました。
これらは、計画の要点等に文章で記述するだけでなく、室の配置やゾーニング、出入口の設定、動線計画など、図面上でも具体的に成立させる必要がありました。
課題文の要求を個別に処理するのではなく、計画全体の整合性を確保しながら、冒頭文や計画の要点等で求められた内容を平面計画に反映できたかを問われた課題でした。
令和8年度の本試験では、既存建築物を現状保存したうえで、増築部と一体的に利用できるように接続する計画が求められました。
特に、既存部と増築部の接続位置や接続箇所数、利用者の動線を考慮するとともに、既存部との床レベルの違いなど、既存建築物の条件を踏まえた合理的な接続方法を検討する必要がありました。
また、エキスパンションジョイントの設置や段差処理など、構造上の安全性とバリアフリーへの配慮を両立させることも重要でした。
既存部と増築部を単に接続するだけでなく、既存建築物の条件を正確に把握し、利用者の利便性や動線、構造計画との整合性を確保した接続計画ができたかが問われた課題でした。
令和8年度の本試験では、客室の面積が「適宜」とされ、受験者自身が客室の規模を設定するとともに、客室の種類や必要室数、家具・設備の配置を踏まえた合理的な計画が求められました。
特に、客室 A・B・C それぞれの要求条件を満たしながら、宿泊部門をどの階に配置するか、廊下や階段、エレベーターとの関係をどのように整理するかが重要でした。
また、車椅子使用者用客室については、必要なスペースを確保し、利用しやすい室内計画とする必要がありました。
客室の面積を単に確保するだけでなく、各客室の機能性や必要室数、宿泊者の動線を考慮し、限られた建築可能範囲の中で宿泊部門全体を合理的に計画できたかが問われた課題でした。
過去の本試験では、公園に隣接する敷地について「公園は防火上有効な公園である。」と明示されていましたが、令和8年度は「建築基準法第2条第六号イに該当しない。」と明示され、従来とは異なる条件で出題されました。
これにより、公園に面する部分についても、隣地境界線からの距離に応じて延焼のおそれのある部分を判定し、延焼ラインを適切に記入する必要がありました。
また、延焼のおそれのある部分に該当する外壁の開口部には、所定の防火設備を計画することが求められました。
過去の本試験と同様に公園側の延焼ラインを省略するのではなく、課題文に示された法的条件を正確に読み取り、延焼ライン及び防火設備を適切に計画できたかが問われた課題でした。
令和8年度の本試験では、従来の「高さ制限への適合が確認できる情報(道路・隣地斜線、最小後退距離、計算式等)を記入する」という記載に加えて、「道路高さ制限及び隣地高さ制限がかからない根拠を必ず記入する」という記載がありました。
特に隣地斜線制限については、建築物の高さから明らかに制限がかからない場合でも、単に斜線を図示しないだけではなく、制限がかからない根拠を明確に示す必要がありました。
また、道路斜線制限についても、道路幅員や後退距離等の敷地条件を正確に把握し、制限がかからない根拠を適切に記入することが求められました。
従来の高さ制限への適合確認に加え、制限がかからない場合の根拠を必ず記入するという作図要求の変更を正確に読み取り、適切に対応できたかが問われた課題でした。
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